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【Oの食卓に花束を】

危険な注意の仕方

 私が中学生の頃の話ですから、もうかれこれ数十年前のこと、「巨人の惑星」(巨人の星じゃないよ)という、アメリカのテレビ番組(SF)で、巨人たちから逃れるため、コンセントに針金を差し込んでショートさせ、真っ暗になった隙に逃亡する、という場面を放映していました。

 好奇心旺盛な当時の私は、当然?真似をしましたが、これが大変なことになってしまいました。 イメージ

 針金はコンセントに入れた途端に火花を上げてショートし、ブレーカーが落ちて家中が真っ暗になってしまったのです。その上、針金が穴に溶接された状態になって抜けなくなりました。

 もちろん親からは大目玉をくらいましたが、この時の経験を後に、まだ小学生に成り立てだった子どもに話し、「そういう危険なことはしていけないよ」と言い含めたのです。

 しかし、考えてみれば私の子どもです。好奇心旺盛は遺伝子の影響を見るまでもありません。当然、真似をしました。そして当然、火花が飛び、指に火傷を負ってしまいました。

 経緯を聞いた妻は大激怒。それからしばらく平謝りの日々が続いた訳ですが、子どもは好奇心が旺盛なもの。親は危険を察知する努力は欠かしてはいけませんし、まして結果的に危険行為を促すようなことは言うべきではありません。皆様も、どうぞお気をつけ下さい。

[Tetsubuta]



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